「ACL出場枠」浦和レッズが史上初の天皇杯出場権剥奪!名古屋戦の騒動まとめ

浦和レッズが史上初の天皇杯出場権剥奪!名古屋戦の騒動まとめ
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2023年9月19日、日本サッカー協会はJ1の浦和レッズに対し、2024年度の天皇杯出場権を剥奪することを発表しました。

天皇杯出場権を剥奪されるのは日本サッカー史上初のことで、まさに過去最大級の処分とも言われています。

天皇杯を優勝すると賞金だけではなく、アジアチャンピンズリーグ出場権も得られるだけに、浦和レッズとしてはかなり痛い処分となってしまいました。

そもそも、一体なぜ浦和レッズはこのような処分を下されることになってしまったのか、また天皇杯出場権剥奪以外にも浦和レッズにはどのような処分が課せられているのでしょうか。

この記事では、

・浦和レッズの天皇杯での騒動まとめ
・浦和レッズに課せられた処分

について、調べてまとめました。

目次

天皇杯名古屋戦での騒動の流れ

ことの発端となったのは、8月2日におこなわれた天皇杯4回戦・名古屋グランパス戦での出来事です。

引用 : JFA

試合は名古屋グランパスが0-3で浦和レッズに勝利するも、試合後に浦和レッズのサポーターが暴徒化し、一部のファン同士で乱闘騒ぎに発展しました。

その時の様子がこちらです。

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次第に乱闘騒ぎが大きくなると警備員だけでは収集がつかなくなり、最終的には警察や消防隊までもが出動する事態に発展してしまいました。

「名古屋グランパスのサポーター集団が浦和レッズのサポーターを挑発した」との言い分もありましたが、真偽の程は定かにはならず。

幸い怪我人などは報告されていませんでしたが、非常に危ない事件ですよね……。

会場に来ていた観客の中には、子供や女性、お年寄りの方も少なくなかっただけに、日本サッカー協会はこの事件を重要事件と捉えて、徹底的に調査を始めます。

最終的に暴力行為をおこなった浦和レッズに処分が下されることとなりました。

浦和レッズに課せられた処分

今回の騒動で浦和レッズに科せられた処分は以下のとおりです。

引用 : 日テレNEWS

・2024年度天皇杯出場権剥奪
・始末書の提出
・違反対象者に対する無期限入場禁止処置

加えて、日本サッカー協会の処分決定に従い、浦和レッズの代表取締役社長は役員報酬を15%、取締役は10%を今後3カ月間にわたって自主返納することも発表しました。

違反対象者は70人を超えると言われており、2023年9月21日現在でも人物の特定が続けられています。

今回の処分で浦和レッズは2024年度の天皇杯出場権を剥奪してしまいましたが、それによって生じる損害は

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・ACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権獲得チャンスを失う
・若手の出場機会がなくなる

となります。

それぞれ、深掘りして紹介しますね。

ACL出場権獲得チャンスを失う

浦和レッズは例年、リーグ王者とアジアチャンピオンを目指し活動しているクラブです。

ACLへの出場条件は、「J1で上位3位に入る、もしくは天皇杯優勝」でした。

なので浦和レッズは天皇杯に出られないことで、来年はACLに出場するチャンスを一つ失ってしまうことに。

リーグ戦でも毎年ACL出場権争いが激化しており一筋縄ではいかないので、浦和レッズにとって来年はかなり厳しい戦いが予想されます。

若手の出場機会がなくなる

天皇杯は様々なクラブが参戦するため、時には下位リーグやアマチュアクラブとの対戦が組まれることもあります。

そういった試合を、これまで浦和レッズはリーグ戦であまり出番のない選手や若手選手を起用する場としてきました。

普段試合に出れない選手にとって、天皇杯は貴重な試合経験を積める場でもあったんですよね。

ですが、その天皇杯が2024年は丸々なくなることで、普段あまり出番のない選手は更に試合に出場する機会が減ってしまうことに。

例年以上に出場機会が減ることで、来季の選手たちのコンディション低下を懸念する声も多く散見されています。

まとめ

今回は天皇杯4回戦・名古屋グランパス対浦和レッズ戦で発生した騒動の流れや、浦和レッズに科せられた処分について紹介しました。

この記事で紹介したことをまとめると、

・試合後に浦和レッズのサポーターが暴徒化した
・2024年度天皇杯出場権剥奪と始末書、違反対象者の無期限の出禁が科せられた

となります。

Jリーグは常々、家族が安心して足を運べるスタジアム作りを目指してきました。

その中で今回起こった騒動はJリーグの活動理念を根底から否定するものであり、決して許されるものではありません。

今後はこのような騒動が二度と起きることなく、大人から子供まで楽しめるスタジアム作りをサッカーファン皆が協力して創り上げていってほしいものですね。

今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!

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