読売ジャイアンツは2026年10月22日のプロ野球ドラフト会議で、関蓮太郎捕手(14歳)を育成5位で指名した。プロ野球ドラフト史上最年少の指名であり、現役の中学生選手が指名されるのは1965年のドラフト制度導入以来初めてのこと。侍ジャパンU-15代表の主将としてベストナインを受賞するなど「中学生離れ」した実績が評価された一方、会場は「中学生!?」の声でどよめき、SNSも大きな反応を見せた。なぜ巨人は異例の中学生指名に踏み切ったのか、一次情報をもとに理由と経歴をまとめる。
関蓮太郎はプロ野球ドラフト史上最年少の14歳で指名。現役の日本の中学校に通う選手の指名は1965年のドラフト制度導入以来初めてで、球団は「**高校に通いながら育成していく**」方針を示している。
関蓮太郎とは?プロフィール一覧

関蓮太郎は2011年12月26日生まれ、ドラフト指名時点で14歳9カ月の捕手(右投右打)。読売ジャイアンツが2024年に発足させた育成組織「ジャイアンツU15ジュニアユース」の1期生で、硬式少年野球チーム・多摩川ボーイズに所属する。小学6年だった2023年には読売ジャイアンツジュニアに選出され、巨人とのつながりはすでに数年にわたる(中日スポーツ、ベースボールチャンネルの複数系統で一致)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 2011年12月26日(指名時14歳9カ月) |
| ポジション | 捕手(右投右打) |
| 体格 | 身長179cm・体重82kg |
| 所属 | 多摩川ボーイズ(ジャイアンツU15ジュニアユース1期生) |
| 過去の実績 | 2023年、読売ジャイアンツジュニアに選出 |
| 国際大会実績 | 侍ジャパンU-15代表主将・正捕手・4番、ベストナイン受賞 |
| ドラフト指名 | 2026年10月22日、巨人が育成5位で指名 |
なぜ14歳で指名された?巨人が評価した3つの理由
「二塁送球2秒切り」中学生離れの肩力とフィジカル
巨人は指名発表のリリースで、関について「二塁送球で2秒を切る中学生離れした肩力が最大の魅力で、投手や外野手もこなす」と紹介した。捕手でありながら50m走6秒台前半という走力も武器で、体格は身長179cm・体重82kgとすでに成人に近い(読売ジャイアンツ公式X、THE ANSWERの複数系統で一致)。SNSでも「中学生とは思えんガタイ」「大学3回生のバッティングみたいやな」と、体格・技術面への驚きの声が相次いだ。
侍ジャパンU-15主将としてベストナイン&敢闘賞受賞
2026年9〜10月にメキシコで開催された「WBSC U-15野球ワールドカップ2026」に、関は侍ジャパンU-15代表の主将として出場。正捕手・4番として大会通算打率.333、2本塁打、11打点、OPS1.058の成績を残し、敢闘賞とベストナインを受賞した。日本はメキシコとの3位決定戦を制し銅メダルを獲得しており、主将としてチームを牽引した実績が評価された(MBSニュース/Yahoo!ニュース)。
巨人が自前で育てた「ジャイアンツU15」出身
関は巨人が2024年に発足させた育成組織「ジャイアンツU15ジュニアユース」の1期生。いわば巨人が中学年代から直接目をかけてきた選手であり、今回の指名は外部のスカウティングというより自前の育成パイプラインの延長線上にある決断だったとみられる。球団の榑松スカウトディレクターは指名理由について「高校には通う。育てていく」とコメントしている(Yahoo!ニュース/デイリースポーツ)。
ドラフト会場・SNSの反応は?

育成5位で「関蓮太郎」と読み上げられた瞬間、ドラフト会場は「中学生!?」というどよめきに包まれた。ネット上でも「え!?中学生??どういう事?w 良いの?」「相当見込んで賭けなきゃ中学生指名せんよな」「バケモンで草」といった驚きの声が相次ぎ、所属チーム名の「多摩川ボーイズ」がX(旧Twitter)のトレンド入りする騒ぎとなった(中日スポーツ/Yahoo!ニュース)。
一方で「成長をずっと見守っていくぞ」「ビビったわ笑笑」など、将来性に期待する好意的な反応も目立ち、驚きと期待が入り混じった反応がSNS上に広がった。
史上初の中学生指名、2004年の辻本賢人との違い
現役の日本の中学校に通う選手の指名は、1965年のドラフト制度導入以来今回が初めて。似た前例として挙げられるのが、2004年に阪神タイガースが8巡目で指名した当時15歳の辻本賢人だが、辻本は日本の中学生ではなく、アメリカの高校に在学していた投手という点で状況が異なる。
| 項目 | 関蓮太郎(2026年) | 辻本賢人(2004年) |
|---|---|---|
| 指名球団 | 読売ジャイアンツ(育成5位) | 阪神タイガース(8巡目) |
| 指名時の年齢 | 14歳 | 15歳 |
| 在籍先 | 日本の中学校(硬式少年野球チーム所属) | アメリカの高校 |
| その後 | 未定(高校に通いながら育成予定) | 故障に苦しみ一軍登板のないまま20歳で戦力外 |
辻本は期待を集めながらもケガに悩まされ、一軍の舞台を踏めないまま20歳で戦力外通告を受けた経緯があり、ネット上では「辻本賢人以来22年ぶり」としつつも「今回とは状況が違う」という声も見られる(デイリースポーツ公式X)。
今後の進路・育成方針は?
球団は会見で「高校には通う。育てていく」と説明しており、現時点でプロ契約を結ぶのは最短でも高校卒業後になる見通し。育成選手としての指名のため支配下登録選手とは異なり、将来的に支配下登録を目指す形での長期育成となる。記事執筆時点で進学先の詳細や契約条件についての正式発表は確認できておらず、続報が出次第、球団公式サイトで確認してほしい。
FAQ
Q. 関蓮太郎はなぜドラフト指名されたのか?
A. 「二塁送球2秒切り」という中学生離れした肩力や50m6秒台の走力に加え、侍ジャパンU-15代表の主将としてベストナインを受賞した実績、巨人の育成組織「ジャイアンツU15ジュニアユース」出身であることなどが評価され、育成5位で指名された。
Q. 現役中学生の指名は史上初めてなのか?
A. はい。1965年のドラフト制度導入以来、現役の日本の中学校に通う選手が指名されたのは今回が初めて。2004年に阪神が指名した辻本賢人(当時15歳)はアメリカの高校在学中の投手で、状況が異なる。
Q. 今後は高校に進学する?
A. 球団は「高校には通う。育てていく」と説明しており、高校生活を続けながら育成選手として長期的に指導を受ける方針。
Q. 侍ジャパンU-15でのその他の実績は?
A. 2026年のWBSC U-15野球ワールドカップ(メキシコ開催)で主将・正捕手・4番を務め、打率.333、2本塁打、11打点、OPS1.058の成績で敢闘賞とベストナインを受賞。チームはメキシコとの3位決定戦を制し銅メダルを獲得した。
