2024年7月26日から始まり8月11日に閉幕した、4年に一度のスポーツの祭典パリオリンピック。
今大会も数多くのドラマが生まれたオリンピックとなりました。
そのパリオリンピックが閉幕してから約半月後の8月28日より、今度はパリパラリンピックが開催されました。
12日間にも及んだパリパラリンピックも無事に閉幕し、パリオリンピックに負けず劣らずの躍進を見せた日本代表団は多くのメダルを獲得しました。
前回の東京パラリンピックでは合計41個のメダルを獲得しましたが、今回のパリパラリンピックでは一体何個のメダルを獲得したのでしょうか。
本記事では2024年8月28日から9月8日までの12日間にわたって開催されたパリパラリンピックについて、
などを中心に詳しく調べてみました。
上記の事柄についてまとめたのでぜひご覧ください。
2024年9月8日にパリパラリンピックが閉幕
2024年8月28日から開幕したパリパラリンピックも、12日間にわたる激動を経て9月8日に閉幕を迎えました。
パリオリンピックもかなり盛り上がりましたが、パリパラリンピックもその盛り上がりに負けないほど各競技で熱戦が繰り広げられ、視聴者の胸を激しく打つ試合ばかりでしたね。
そんなパリパラリンピックですが、日本代表団は合計いくつのメダルを獲得したのでしょうか。
パリパラリンピックでの日本の総獲得メダル数について、早速みていきましょう。
パラリンピックでの日本のメダル獲得数は全部で41個だった
結論から言うと日本のパリパラリンピックでの獲得メダル数は全部で41個でした。
前回の東京パラリンピックでの総獲得数は51個でしたので、パリパラリンピックの総メダル獲得数は前回大会と比べて10個少ない結果となりました。
パリパラリンピックで獲得したメダルの内訳は以下のとおりです。
メダル | 獲得数 |
金メダル | 14 |
銀メダル | 10 |
銅メダル | 17 |
合計 | 41 |
先ほど東京パラリンピックと同じメダルの獲得数だとお伝えしましたが、内訳の比較をすると下記のとおりになります。
メダル | 獲得数(パリ大会) |
金メダル | 13(14) |
銀メダル | 15(10) |
銅メダル | 23(17) |
合計 | 51(41) |
全体の獲得メダル数は10個下回ったものの、金メダルは東京パラリンピックを1つ上回る結果となっているんですよね。
ちなみに過去最多の獲得メダル数となったのは2004年に開催されたアテネパラリンピックです。
アテネパラリンピックでは金メダルが17個、銀メダルが15個、銅メダルが20個の合計51個ものメダルを獲得しました。
水泳で合計12個のメダルを獲得した
パリパラリンピックで合計41個のメダルを獲得したとお伝えしました。
では、最も多くのメダルを獲得した競技はどの競技だったのでしょうか。
パリパラリンピックで最も多くのメダルを獲得したのは水泳で、合計で12個のメダルを獲得しています。
水泳全体の内訳としては、金メダルが3個、銀メダルが3個、銅メダルが6個でした。
メダル獲得者は以下のとおりです。
金メダル
木村敬一:男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)、男子50メートル自由形(視覚障害S11)
鈴木孝幸:男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)
銀メダル
窪田幸太:男子100メートル背泳ぎ(運動機能障害S8)
鈴木孝幸:男子100メートル自由形(運動機能障害S4)、男子50メートル自由形(運動機能障害S4)
銅メダル
富田宇宙:男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)、男子400メートル自由形(視覚障害S11)
山口尚秀:男子100メートル平泳ぎ(知的障害)
辻内彩野:女子100メートル自由形(視覚障害S12)
鈴木孝幸:男子200メートル自由形(運動機能障害S4)
木下あいら:女子200メートル個人メドレー(知的障害)
中でも最もメダルを多く獲得したのは金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル1個の合計4つのメダルを手にした鈴木孝幸さんです。
最多メダル獲得国は中国!
最後に紹介するのは、パリパラリンピックに出場した国別のメダル獲得ランキングです。
パリパラリンピックでは170にも及ぶ国・地域からアスリートたちが出場しましたが、その中でも最も多くのメダルを獲得した国トップ5は以下のとおりになります。
国 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル | 合計 |
中国 | 94 | 76 | 50 | 220 |
イギリス | 49 | 44 | 31 | 124 |
アメリカ合衆国 | 36 | 42 | 27 | 105 |
ブラジル | 25 | 26 | 38 | 89 |
ウクライナ | 22 | 28 | 32 | 82 |
パリパラリンピックで最も多くのメダルを獲得したのは中国で、2位のアメリカ合衆国に対して96個ものメダルの差をつけてぶっちぎりの1位を獲得しています。
とりわけ水泳競技で中国代表は無類の強さを発揮し、合計67個のメダルを獲得。
また、水泳だけでなく陸上競技でも圧倒的な力の差を見せつけており、水泳競技には及ばないものの陸上競技だけで62個のメダルを獲得しました。
パリオリンピックでも中国代表選手たちの躍進が注目を集め、新たなスポーツ大国としての片鱗を見せる結果となりましたが、パリパラリンピックもそのポテンシャルをいかんなく発揮した大会となったようですね。
ちなみに日本の総獲得メダル数は全体で11位でした。
東京パラリンピックでは全体で10位でしたので、獲得メダル数と同様に順位の方もほぼほぼ同じ結果に終わったといえるのではないでしょうか。
まとめ・感想
以上、今回は2024年8月28日から9月10日までの12日間にかけてフランスで開催されたパリパラリンピックで日本団の総獲得メダル数について紹介しました。
本記事ではパリパラリンピックについて、日本の獲得したメダルの総数やその内訳、そして最も多くのメダルを獲得した国などを紹介しましたがいかかでしたか?
最後に今回の記事で紹介した内容を簡潔にまとめると、
上記のようになります。
日本人選手の躍動が光ったパリパラリンピック。
次のロサンゼルス大会ではどのようなドラマが生まれるのでしょうか、また4年後のパラリンピックを楽しみに待ちましょう。