バイエルン・ミュンヘンのフランス代表MFマイケル・オリーセ(24)が、2026年10月26日(月)にロンドン・パラディアムで発表されたバロンドール2026で最終9位にランクインした。クリスタルパレス時代から数々のクラブを渡り歩いたわけではなく、育成組織での苦労を乗り越えてわずか数年でヨーロッパ屈指のアタッカーへと駆け上がった24歳の経歴、2025-26シーズンの圧巻の成績、W杯2026でのフランス代表としての活躍までをまとめる。
オリーセは2025-26シーズン、バイエルンで公式戦25得点28アシストを記録しブンデスリーガ年間MVPに選出。W杯2026ではペレの56年ぶりの大会アシスト記録を更新し、バロンドール2026では最終9位に入った。
オリーセとは?基本プロフィール

マイケル・オリーセ(Michael Olise、フランス語表記ではミカエル・オリーズ)は2001年12月12日生まれ、イングランド・ロンドン出身の右ウィング/攻撃的MF。父はナイジェリア人、母はアルジェリア系フランス人で、本人は「フランス、アルジェリア、ナイジェリア、イギリスの4カ国にルーツを持つのは幸運なこと」と語っている。2024年にバイエルン・ミュンヘンへ移籍し、背番号17を背負う。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | マイケル・オリーセ(ミカエル・オリーズ) |
| 生年月日 | 2001年12月12日(24歳) |
| 出身地 | イングランド・ロンドン |
| ポジション | 右ウィング/攻撃的MF |
| 所属クラブ | FCバイエルン・ミュンヘン(背番号17) |
| 代表 | フランス代表 |
| バイエルン移籍 | 2024年7月8日発表 |
| バロンドール2026 | 最終9位 |
経歴|育成組織からバイエルン移籍まで
チェルシー・マンチェスターCの下部組織を経てレディングへ
オリーセはロンドン生まれで、子どもの頃はアーセナルの下部組織の練習にも参加していたという。その後チェルシーFCの下部組織に正式加入したが、14歳の時にチェルシーを離脱。マンチェスター・シティのユースチームを経て、イングランド2部(当時)のレディングでプロデビューを果たし、同クラブで頭角を現した。
クリスタルパレスで才能開花、2021〜2024年に82試合14得点
2021年夏、オリーセはプレミアリーグのクリスタルパレスへ移籍。2021年から2024年までの在籍期間でリーグ82試合に出場し14得点を記録し、独創的なドリブルとパスセンスでプレミアリーグ屈指の若手アタッカーへと成長した。
2024年7月、バイエルンが移籍金約103億円で獲得
2024年7月8日、バイエルン・ミュンヘンはクリスタルパレスからオリーセを完全移籍で獲得したと正式発表した。移籍金は追加条項を含め約6000万ユーロ(約103億円)、契約期間は2029年6月30日までの5年契約。これはバイエルン史上4番目の高額移籍となり、本人は加入会見で「自分の役割を果たしていきたい」とコメントしている。
2025-26シーズンの成績は?公式戦25得点28アシスト

バイエルン加入2年目となる2025-26シーズン、オリーセは公式戦57試合で25得点28アシストという圧巻の数字を残した。ブンデスリーガに限っても15得点19アシストを記録してアシストランキング1位となり、2シーズン連続でブンデスリーガ・アシスト王に輝いた。この19アシストは、トーマス・ミュラーが持つブンデスリーガ歴代記録にあと1まで迫る数字でもある。フライブルク戦では1試合2ゴール3アシストを記録するなど、シーズンを通して安定した活躍を続け、ブンデスリーガ年間MVPに選出された。
| 項目 | 2025-26シーズン |
|---|---|
| 公式戦(全大会) | 57試合 25得点28アシスト |
| ブンデスリーガ | 15得点19アシスト(アシストランキング1位) |
| 主な評価 | ブンデスリーガ年間MVP、2季連続アシスト王 |
プレースタイル|左足のカットインとフリーキック精度
オリーセは右ハーフスペースを主戦場とし、得意の左足を生かしたカットインと縦突破の両方を使い分けられるのが持ち味。ティエリ・アンリは「彼の目には、他の人には見えないものが見えている」と評しており、フリーキックからのチャンスメイク能力は「ヨーロッパで随一」とも評される。
フランス代表としてのW杯2026|ペレの記録を56年ぶり更新

2026年のFIFAワールドカップが初出場となったオリーセは、フランス代表として大会7アシストを記録。これはペレが1970年大会で残した大会最多アシスト記録を56年ぶりに更新する快挙だった。セネガル戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど、大会を通じてフランス代表の攻撃を牽引した。フランス代表ユニフォームの中でも「OLISE 11」は最も売れたシャツの一枚になったと報じられている。
独特な個性も話題に|漢字タトゥーとこだわりのスパイク
オリーセはピッチ上での独特な振る舞いでも知られる。公式戦でゴールを決めても表情を変えないことがある一方、練習中は声を上げて喜ぶこともあるといい、レディング時代のチームメイトは「マイケルは少し変わり者」と証言している。また、本人の右足には改善の概念に共感して彫ったという「改善」の漢字タトゥーがあり、スパイクも2018年頃に生産終了したナイキの旧モデル「ハイパーヴェノム ファントム3」を世界各地から探し出し、アーティストにカスタムカラーリングを依頼して使用するというこだわりを持つ。
バロンドール2026で最終9位|最終ランキング
2026年10月26日(月、日本時間27日)、ロンドン・パラディアムで開催された授賞式でバロンドール2026の結果が発表され、オリーセは最終9位にランクインした。優勝したハリー・ケイン(バイエルンの同僚)に次ぐ、バイエルン勢2人目のトップ10入りとなった。
| 順位 | 選手 |
|---|---|
| 1位 | ハリー・ケイン |
| 2位 | キリアン・エムバペ |
| 3位 | ラミン・ヤマル |
| 4位 | ロドリ |
| 5位 | リオネル・メッシ |
| 6位 | フヴィチャ・クヴァラツヘリア |
| 7位 | ウスマン・デンベレ |
| 8位 | アーリング・ハーランド |
| 9位 | マイケル・オリーセ |
| 10位 | ファビアン・ルイス |
ファンの反応
バロンドール2026の結果発表後、SNSではオリーセの最終9位という順位に注目が集まった。同僚ハーランド(8位)に次ぐ順位になったことを意外に受け止める声がある一方で、2025-26シーズンの活躍やW杯2026でのプレーを称賛し、来年以降のさらなる飛躍に期待する声も見られた。
FAQ
Q. マイケル・オリーセは何歳?出身はどこ?
A. 2001年12月12日生まれの24歳。イングランド・ロンドン出身で、父はナイジェリア人、母はアルジェリア系フランス人というルーツを持つ。
Q. オリーセの移籍金はいくら?
A. 2024年7月にクリスタルパレスからバイエルン・ミュンヘンへ移籍した際の移籍金は、追加条項を含め約6000万ユーロ(約103億円)。契約期間は2029年6月までの5年契約。
Q. オリーセの2025-26シーズンの成績は?
A. バイエルンで公式戦57試合25得点28アシスト。ブンデスリーガでは15得点19アシストを記録してアシストランキング1位となり、2シーズン連続のアシスト王、ブンデスリーガ年間MVPに選ばれた。
Q. バロンドール2026でオリーセは何位だった?
A. 2026年10月26日発表の最終ランキングで9位。1位はバイエルンの同僚ハリー・ケイン、2位はキリアン・エムバペだった。
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