2021年より、前総理大臣の菅義偉氏の跡を継ぐ形で総理大臣になった岸田文雄氏ですが、2024年8月14日の会見で次の総裁選には出馬しない意向を示しました。
一部の報道では再選を目指して出馬するとの見方もされていましたが、裏金問題などの事件もあって過去最低の内閣支持率を記録したこともあり、岸田文雄氏は辞任する決断をしたようです。
そうなると注目が集まるのは次の総理大臣が誰になるのかですよね。
さまざまな政治家の名前が報道では上がっていますが、具体的に現実味のある人物は誰なのでしょうか。
今回は岸田文雄氏の後釜となる次の総理大臣について
などを中心に詳しく紹介していきます。
岸田現総理大臣が不出馬を明言!次の総理大臣は誰?
岸田文雄現総理大臣が2024年8月14日の会見で次の総裁選に出馬しない意向を示しました。
これに伴い、2024年9月27日に開催される総裁選で選出される新総理大臣が誰になのか、世間から非常に大きな注目を集めています。
多くの政治家が総裁選に向けて次々と立候補を表明していますが、現時点で最有力候補者は誰なのでしょうか?
まずは8月29日時点での次期総理大臣の最有力候補者が誰なのかについて見ていきましょう。
現時点では小泉進次郎が優勢との声も
8月29日現在、次期総理大臣の最有力候補者として名前が挙がっているのは小泉進次郎氏です。
下記はその小泉進次郎氏の基本情報をまとめたプロフィールになります。
《小泉進次郎のプロフィール》
名前:小泉 進次郎(こいずみ しんじろう)
年齢:43歳
生年月日:1981年4月14日
出身:神奈川県横須賀市
学歴:関東学院大学経済学部卒業→コロンビア大学大学院
政党:自由民主党
配偶者:滝川クリステル(2019年より)
親族:小泉純一郎(父)
小泉進次郎氏は2001年から2006年までの5年にかけて総理大臣を務めた小泉純一郎氏の息子です。
4世代続いている政治一家に生まれた小泉進次郎氏は、父・小泉純一郎氏が政界引退を発表したのを機に2009年の衆議院議員総選挙にて初出馬し、新人議員ながら見事当選を記録しています。
その後は神奈川11区に5選し、2021年11月からは自民党総務会長代理に就任しました。
次の総裁選に対し、現時点で小泉進次郎氏は正式な出馬は表明していないものの、9月6日に正式に出馬する意向を発表するとの報道もあり、総裁選への出馬は確実視されているようです。
自民党内部でも小泉進次郎氏を次期総理大臣に押す声が多く、史上最年少の総理大臣誕生を全面的にバックアップする体制が整えられているといわれています。
その一方で、小泉進次郎氏のこれまでの内閣での言動などから不安視する声も少なくはなく、「まだ若すぎるのではないか?」といった反発の声も上がっていました。
岸田内閣では裏金問題などの発覚により、世間は次の内閣には不正や汚職のない政治家による政治を期待する声が高まっています。
それだけに若い小泉進次郎氏に新たな風を吹き込む政治を期待する声も多いようですが、実際はどうなるのでしょうか。
今後の小泉進次郎氏の動向にも注目しましょう。
小泉進次郎以外の有力候補者は?世間の声も紹介
現時点で次の総裁選での最有力候補は自民党の小泉進次郎氏だと紹介しましたが、他の有力な候補者としてはどのような方がいるのでしょうか。
ここからは小泉進次郎氏に次ぐ有力な候補者と世間の声を紹介していきます。
候補者①:石破茂
小泉進次郎氏の次に有力視されているのは、石破茂氏です。
世論調査を中心に高い支持を集める石破茂氏は、2024年8月24日に地元・鳥取で総裁選への出馬を正式に表明しました。
会見では、次の総裁選がこれまでの38年間の政治活動の集大成だと表現し、これが最後の戦いだとも言い加えて力強い立候補を宣言しています。
現在67歳になる石破茂氏にとって、これが総理大臣になる最後のチャンスだとの見方もされているだけにより一層本人も気持ちが入っているようです。
候補者②高市早苗
現在、経済安保担当大臣を務めている高市早苗氏は9月9日に開かれる会見にて総裁選への出馬を正式に表明するといわれています。
保守層に絶大な支持を集める高市早苗氏は、最も史上初の女性総理大臣に近い人物として認知されており、特にネットユーザーの多い若い層からも支持の高い方です。
ネットでの人気が低いといわれる小泉進次郎氏とある意味対局のような存在なだけに、総裁選ではどのような結果を残すことができるのでしょうか。
今後の立ち回り方によっては小泉進次郎氏よりも次期総理大臣に近づくこともできると太鼓判を押すメディアも多いだけに、非常に注目されています。
世間の声は?
最後に次の総裁選についての世間の声を見ていきましょう。
報道各社による世論調査によると、「次の総裁選で最も相応しい人」への回答では小泉進次郎氏、石破茂氏、高市早苗氏がほぼ同率でトップ3を独占しているとのことでした。
その一方で、Xでは下記のような声が多く見られています。
国民の関心は岸田政権で問題視された裏金問題に向けられているようで、不正や汚職のない政治家に任せたいという意見が多いようです。
また、総裁選への出馬を表明していた河野太郎氏は、会見で裏金問題に関する対応が不満視されたことで一気に評判を下げてしまいました。
それだけに今回の総裁選は、裏金問題に対してどのような対応を見せるかが大きな分岐点になるかもしれませんね。
まとめ
以上、今回は9月27日開催される総裁選について紹介しましたがいかがでしたか?
最後に本記事で紹介した内容を復習すると、
上記のようになります。
さまざまな候補者が出馬すると予想される総裁選ですが、誰が当選するのでしょうか。
総裁選当日まで、各政治家の今後の動向を注意深く見守っていきましょう。