サッカードイツ1部リーグのレバークーゼンが、今世界中のサッカーファンの間で負けなさすぎると話題になっています。
かつてスペイン代表で活躍したシャビアロンソを2022年から監督に据えたレバークーゼンは、今季悲願のリーグ初優勝を成し遂げました。
それもただの優勝ではなく、リーグ戦で一度も負けていない無敗優勝です。
バイエルン・ミュンヘンやドルトムントといった強豪がひしめくリーグで無敗優勝はかなり凄いですよね。
また、今季から参戦したヨーロッパリーグ(以下EL)でもその強さを示し続け、2024年4月時点では準決勝まで勝ち進んでいます。
今日はそんな強すぎると話題のレバークーゼンについて、
などを中心に紹介していきます。
今季のレバークーゼンが強すぎると話題に!
シャビアロンソ体制2年目となる23/24シーズンのレバークーゼンが強すぎると話題になっています。
ドイツ1部リーグのブンデスリーガでは、5試合を残した29節のブレーメン戦で5-0と圧倒的な力の差を見せつけて勝利して早くも優勝確定。
クラブ史上初の優勝とは思えないほど、堂々たる戦いぶりを見せつけてドイツ王者に輝きました。
そんな今季の強すぎるレバークーゼンについて、ここから詳しく見ていきましょう。
リーグ無敗のまま優勝決定
全34試合が予定されているブンデスリーガで、2024年4月29日現在で31試合を消化したレバークーゼンは25勝6分けと圧倒的な強さを見せつけています。
ちなみにリーグ戦のみならず、国内カップ戦も無敗継続中で2024年5月25日に予定されている国内カップ戦の決勝まで駒を進めています。
冒頭で紹介したように今季のリーグ戦では一度も負けておらず既に無敗での優勝を決めており、なおかつカップ戦の優勝の可能性も残しているので国内2冠の偉業を達成するかもしれませんね。
ちなみに最後にレバークーゼンがリーグ戦で敗れたのは昨シーズンの最終戦となる2023年5月27日のボーフム戦でした。
この試合では退場者を出してしまったこともあり、レバークーゼンはアウエーで0-3の完敗を喫しましたが、以降レバークーゼンは一度も負けていないのでリーグ戦は通算31試合無敗中となります。
余談ではありますが、レバークーゼンが最後に敗れた試合では日本代表FWの浅野拓磨選手が得点を記録しました。
2024年5月12日に再びレバークーゼンは浅野拓磨選手擁するボーフムと対戦するので、再び浅野拓磨選手が立ちはだかるかどうかにも注目が集まっています。
国際大会でも負けなし
レバークーゼンの無敗記録はドイツ国内にとどまらず、今季から参戦しているELでも無敗記録を継続しています。
予選リーグを全戦全勝で突破すると、ベスト16ではアゼルバイジャンのカラバフとの打ち合いを制し、続くベスト8ではイングランドのウエストハムを圧倒して準決勝に進出。
準決勝ではイタリアの古豪、ローマとの対戦が予定されており無敗記録を継続できるかどうかに注目が集まっています。
ドイツ国内以外での公式戦も合わせると、2024年4月29日時点でレバークーゼンは公式戦46試合無敗中となります。
ブンデスリーガ、国内カップ戦、そしてELと単純に今季の公式戦で一度も負けていないのは凄すぎますよね。
一体レバークーゼンの無敗記録を破るチームは現れるのでしょうか。
どこまで記録を伸ばし続けれるのかにも期待したいですね。
直近3試合が劇的展開すぎる
公式戦46試合負けなしの脅威的な強さを誇っているレバークーゼンですが、特に直近3試合があまりにも劇的すぎると話題を集めました。
最後に、その劇的すぎて話題を集めた3試合を見ていきましょう。
4月18日 EL準々決勝第2戦VSウエストハム
EL準々決勝の第2戦でウエストハムと対戦したレバークーゼンは前半13分に失点を喫し、苦しい試合展開を強いられていました。
第1戦を2-0で勝利していたため、0-1で敗れても準決勝進出は決まる試合展開でしたが、試合終了間際の89分に土壇場で同点ゴールを奪って試合は1-1の引き分けに。
公式戦負けなしの記録を継続したとともに、レバークーゼンの今季の強さを象徴するかのような勝負強さに驚かされた試合となりました。
4月21日 リーグ戦第30節VSドルトムント
ウエストハム戦から中2日で迎えた強豪ドルトムントとのリーグ戦は、81分に先制点を献上しまたも追い込まれてしまいます。
試合時間も残り10分ほどしか残されておらず、無敗記録もここで破られるかと思われましたが、なんとラストワンプレーの97分に奇跡の同点ゴールを決めて試合を引き分けに持ち込みました。
ELのウエストハム戦同様、劇的な試合展開だっただけにレバークーゼンのファンはまるで勝ったかのような喜びを見せていました。
4月28日 リーグ戦第31節VSシュトゥットガルト
劇的な試合展開が続いていたレバークーゼンですが、4月28日のリーグ戦第31節のシュトゥットガルト戦でも苦戦を強いられます。
日本代表の伊藤洋輝選手が所属するシュトゥットガルトはレバークーゼン相手に56分時点で2-0とリード。
終始押し込まれる展開だっただけに、流石にレバークーゼンでも2点差を返すのは厳しいだろうと思われていました。
しかし61分に1点を返すと、またもや96分の試合終了間際のラストワンプレーで起死回生の同点ゴールを決めて引き分けに。
3試合連続で無敗記録を破られそうになりながらも、試合終了間際の劇的すぎるゴールを決めて絶対に負けないレバークーゼンの異様なまでの負けなさが、世界中で話題となりました。
まとめ
本記事では負けなさすぎると話題になっているレバークーゼンについて紹介しました。
本記事で紹介したことを最後に要約すると、
となります。
ドイツ国内のみならず、ヨーロッパの大会でも負けないレバークーゼンの強さは正直異様ですよね。
シャビアロンソ監督の来季続投も決定しているだけに、どこまで無敗記録を伸ばしていけるのかに世界中のサッカーファンが注目しています。
日本のサッカーファンとしては、昨年の最終戦でレバークーゼンを破ったボーフムの浅野拓磨選手との再戦にも注目したいですね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうござました。