RIZINは2026年11月3日、愛知・名古屋市内で緊急記者会見を開き、元RIZINフェザー級王者・鈴木千裕とYA-MANが大晦日大会「超RIZIN.6」で対戦すると発表した。鈴木にとっては2025年5月4日の朝倉未来戦敗北以来、約1年7カ月ぶりの復帰戦となる。この一戦は偶然組まれたものではなく、YA-MANが7月の自身の勝利直後に鈴木本人を名指しで指名したという経緯がある。この記事では、対戦が実現した理由と両者のプロフィール、大晦日大会の他の注目カードまでをまとめた。
鈴木千裕とYA-MANの一戦は2026年12月31日「超RIZIN.6」(バンテリンドーム ナゴヤ)で実施。2026年7月27日にYA-MANが金原正徳を破った直後、鈴木千裕を名指しで指名したのが対戦実現のきっかけで、鈴木にとっては1年7カ月ぶりの復帰戦となる。
鈴木千裕×YA-MANが大晦日「超RIZIN.6」で激突決定

2026年11月3日(火・祝)、愛知・名古屋市内で「大晦日 名古屋大会緊急記者会見」が開催され、大晦日大会の目玉カードの一つとして鈴木千裕とYA-MANの対戦が正式発表された。両者はこの日、バンテリンドーム ナゴヤを背景にしたフェイスオフにも臨んでいる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 超RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り |
| 開催日 | 2026年12月31日(木) |
| 会場 | バンテリンドーム ナゴヤ(愛知) |
| 対戦カード | 鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs YA-MAN(TARGET SHIBUYA) |
| ルール | RIZIN MMAルール、5分3R、66.0kg契約 |
| 鈴木の前戦 | 2025年5月4日「RIZIN男祭り」朝倉未来戦(3R1分56秒TKO負け) |
なぜこの対戦が実現?YA-MANの直接指名から始まった経緯
2026年7月、YA-MANが金原正徳を破った直後に鈴木千裕を名指し
2026年7月27日の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」で、YA-MANは金原正徳と対戦。序盤2ラウンドはグラウンドで苦戦したが、3ラウンドに金原のスタミナが切れたところを打撃で畳みかけ、2分51秒TKO(レフェリーストップ)で勝利した。この試合後、金原は引退を発表し、YA-MANは試合後のマイクパフォーマンスで元フェザー級王者・鈴木千裕を年末大会の対戦相手として名指しで指名したと報じられている。
鈴木千裕は2連敗からの再起戦、「打撃でねじ伏せる」と宣言
鈴木は2024年12月31日にクレベル・コイケとのタイトル戦に判定で敗れて王座から陥落して以降、2025年3月30日にカルシャガ・ダウトベックに判定負け、同年5月4日には朝倉未来にTKO負けと2連敗が続いていた。通算成績は13勝6敗。今回の対戦発表にあたり鈴木は「YA-MANの手札と俺の手札は似ている。最高の名古屋の試合を皆さんに見せます」とコメントし、打撃でねじ伏せるという意気込みを語ったと報じられている。YA-MANも「いつも通りのYA-MAN。俺に求められてるものは1つ」と応じ、両者とも打撃での真っ向勝負を望んでいることがうかがえる。
鈴木千裕とは?元フェザー級王者、1年7カ月ぶりの復帰
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1999年5月14日(27歳) |
| 出身 | 東京都三鷹市 |
| 所属 | クロスポイント吉祥寺 |
| 経歴 | 3歳から伝統派空手、中学で総合格闘技に転向。2017年2月パンクラスでプロデビュー |
| 王座歴 | 2023年11月、ヴガール・ケラモフを88秒KOで下し第5代RIZINフェザー級王者に |
| 陥落 | 2024年12月31日、クレベル・コイケに判定負けで王座陥落 |
| 直近2戦 | ダウトベック戦(判定負け)→朝倉未来戦(TKO負け)と2連敗 |
鈴木は2023年7月に超RIZIN.2でBellatorフェザー級絶対王者だったパトリシオ・ピットブルを1ラウンド152秒でKOし話題を集めると、同年11月にはヴガール・ケラモフを88秒で下して第5代RIZINフェザー級王者に輝いた。2024年4月の初防衛戦でも金原正徳に1ラウンドTKO勝ちを収めたが、同年大晦日のクレベル・コイケ戦で判定負けを喫して王座から陥落。その後も再起戦2連敗が続いていたため、今回のYA-MAN戦はキャリアの正念場となる一戦といえる。
対戦相手のYA-MANとは?RISE代表する打撃系ファイター
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 杉山怜(すぎやま れん) |
| 生年月日 | 1996年5月31日(30歳) |
| 出身 | 埼玉県富士見市 |
| 所属 | TARGET SHIBUYA |
| 肩書き | 「ストリートファイトの王」の異名を持つキックボクサー・総合格闘家 |
| 王座歴 | 2023年8月、RISE OFGM -65kg初代王者に就任 |
| 直近戦 | 2026年7月27日、金原正徳にTKO勝利 |
YA-MANは2018年2月、RISE 122でプロデビューし、判定勝ちを収めた。以降はRISEの看板選手として頭角を現し、2023年8月にはRISE OFGM -65kg級の初代王者に就任している。RIZINでも平本蓮や金原正徳ら実力者と対戦してきた打撃系ファイターで、今回の鈴木戦も「KNOCK OUTとRISEの看板を背負っての対戦」と報じられている。
大晦日「超RIZIN.6」、他の注目カードは?

11月3日の会見では、鈴木千裕×YA-MAN以外にも大晦日大会の目玉カードが相次いで発表された。
| カード | 内容 |
|---|---|
| RIZINフェザー級タイトルマッチ | ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(王者・5度目防衛)vs 秋元強真(20歳・初挑戦) |
| 女子スーパーアトム級タイトルマッチ | 大島沙緒里 vs ナターシャ・クジュティナ |
| ライト級再戦(ノンタイトル) | 朝倉未来 vs ルイス・グスタボ(7年8カ月ぶり再戦) |
| 大晦日復帰戦 | 伊澤星花(産休から電撃復帰) |
| 高校生対決 | RIZIN甲子園2026決勝:金子蒼空 vs 松尾クリスチャンアキラ |
グスタボ×朝倉未来は7年8カ月ぶりの再戦

同じ会見では、現ライト級王者のルイス・グスタボと朝倉未来の7年8カ月ぶりの再戦も発表された。2019年の初対戦は朝倉が3-0判定で勝利しているが、朝倉本人はタイトルマッチを辞退する意向を示しており、詳細は以下の記事で解説している。
ファンの反応
鈴木千裕とYA-MANの対戦が組まれることは以前からファンの間で期待の声が上がっていたカードで、YA-MANが金原正徳戦後に鈴木を指名した際にもSNS上で大きな反響があったと報じられている。両者が共通の対戦相手(ダウトベック)と戦った際の内容を比較し、「打撃の相性」を予想する声も見られ、大晦日の名古屋大会における注目カードの一つとして受け止められている。
信頼基準を満たす公式アカウントの投稿URLが確認できなかったため、この記事ではX(旧Twitter)の個別投稿は埋め込まず、複数の報道記事に基づく一般化した反応記述にとどめている。
FAQ
Q. 鈴木千裕とYA-MANの対戦はいつ、どこで行われる?
A. 2026年12月31日(木)、バンテリンドーム ナゴヤで開催される「超RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り」で対戦する。
Q. なぜこの対戦が組まれたの?
A. 2026年7月27日にYA-MANが金原正徳をTKOで下した直後、試合後のマイクパフォーマンスで鈴木千裕を年末大会の対戦相手として名指しで指名したのがきっかけと報じられている。
Q. 鈴木千裕の直近の戦績は?
A. 2024年大晦日にクレベル・コイケに判定負けで王座陥落後、2025年3月にダウトベック、同年5月に朝倉未来に敗れ2連敗中。通算13勝6敗で、今回が1年7カ月ぶりの復帰戦となる。
Q. 対戦相手のYA-MANはどんな選手?
A. 本名・杉山怜、RISE所属の打撃系ファイターで「ストリートファイトの王」の異名を持つ。2023年8月にRISE OFGM -65kg初代王者となり、2026年7月27日には金原正徳にTKO勝利している。
