ウマ娘とは、実在する競走馬を擬人化した「ウマ娘」を育成し、レースでの勝利を目指すスマートフォン向けのゲームです。
2021年にリリースされて以降、開発元であるCygames屈指の人気コンテンツに成長。
ゲームのみならず、2020年のゲームリリース前に放送されたアニメはその後3期にわたって制作されるなど、今の日本を代表する大人気コンテンツとして愛されています。
そんなウマ娘ですが、2024年5月24日からはコンテンツ初となる劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」が上映開始されました。
ゲームやアニメの人気に負けず劣らずの反響ぶりで、上映開始からわずか3日で興行収入が3億円を突破する好スタートを切っています。
本日は、そんなウマ娘初の劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」について、
・作品情報
・劇場版はどんな物語?
・好調なスタートを切った要因は?
などを中心に、詳しく調べてきたのでご紹介します。
劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」が5月24日から映画館で上映スタート
コンテンツ初の劇場版となった「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」ですが、どのような作品なのでしょうか。
まずは物語のあらすじや、作品情報などを見ていきましょう。
《あらすじ》
自由気ままなフリースタイル・レースで、最強を目指すウマ娘・ポッケ。
ある日、偶然観戦したレースで、ポッケはフジキセキの走りに感化され、自らもフジキセキが参戦していた「トゥインクル・シリーズ」に挑むことを決意する。
その後、『トレセン学園』に入学し、フジキセキを育成したトレーナーのもとでトレーニングを積み重ね、一生に一度しか挑戦を許されない『クラシック三冠レース』に挑む。
そこに待ち受けていたのは様々な覚悟や決意を胸に集まった、同世代の猛者たちだった。
《作品情報》
監督:山本健
脚本:吉村清子
制作:Cygames
主題歌:Ready!! Steady!! Derby!!
上映開始時期:2024年5月24日
公開からわずか3日で興行収入が3.5億円を突破!
5月24日公開が始まったばかりの「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」ですが、公開から週末を挟んだ26日までの3日間で興行収入が3.5億円を突破しました。
動員数は全国で22万にも及んだといわれており、公開前の予想をはるかに上回るスタートを切っています。
5月24日から5月26日までの3日間の動員数ランキングでは、「帰ってきたあぶない刑事」に次ぐ2位を記録。
公開直後から圧倒的な動員数を誇っていた「劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星」を上回ったことでも話題にな理ました。
今後の上映期間などは現時点では公になっていませんが、最終的には興行収入が10〜15億円に到達するのではとの予想もされています。
コンテンツ初の映画ながら、上場のスタートを切った「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」が最終的にどこまで売り上げを伸ばすことができるかにも注目ですね。
好調なスタートを切れた理由は何?
「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」が上映から僅か3日間で興行収入3.5億円を記録した要因は何だったのでしょうか。
最後に、「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」が上映開始から好調なスタートを切った主な要因を2つ、紹介します。
理由①:実際のダービー時期に合わせた公開だった
「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」の上映時期は、競馬ファンの祭典でもある「日本ダービー2024」の開催とあえて被せられたといわれています。
日本ダービー2024は5月26日に東京で開催されており、その前日である25日にウマ娘の劇場版は公開されました。
これは日本ダービーの開催で世間が競馬に関心を寄せている時に公開することで、話題性を集める狙いがあったそうです。
実際にX上には、この週末で日本ダービー2024とウマ娘の劇場版の両方を満喫した競馬ファンの投稿も多く見られています。
ウマ娘は競馬会の史実をもとに制作された作品だけに、実際に競馬を愛する視聴者が多いともいわれているウマ娘。
その客層を上手く活かし、あえて競馬の祭典と被せた時期に公開することでより多くの集客に成功したようです。
理由②:ゲームで使用できる来場者特典
もともとウマ娘はスマートフォン向けのゲームを原作とした作品ですが、今回の劇場版にはそのゲーム内で使用される来場者特典が用意されています。
来場者特典は時期によって異なり、それぞれの特典にはゲーム内でアイテムと交換できるシリアルコードが付属しているとのこと。
現時点では第5弾までの来場者特典が用意されており、それぞれの期間と配布物は以下のとおりです。
第1弾:書き下ろし小説収録 特別小冊子 / 5月24日(金)~5月31日(金)
第2弾:描き下ろしミニ色紙 / 6月1日(土)~6月7日(金)
第3弾:描き下ろしクリアスタンド / 6月8日(土)~6月21日(金)
第4弾:複製原画ポストカード / 6月22日(土)~7月5日(金)
第5弾:フィルム風しおり / 7月6日(土)以降
どれも豪華な配布物ばかりとなっており、特典を目当てに何度も通う方も多いのではないでしょうか。
第1弾として配布されている書き下ろし小説は、アニメと劇場版の間のストーリーを補完する内容となっているだけに、この小説を読むことでより映画が楽しめる仕組みになっています。
こういった魅力的な来場者特典もまた、上映開始直後から爆発的な動員を記録した大きな要因の一つといわれています。
まとめ
以上、本記事では5月25日に公開されたばかりの「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」について詳しく紹介しましたがいかがでしたか?
本記事で紹介した内容を最後にまとめると、
・作品情報
→2024年5月25日公開、ウマ娘初の劇場版作品
・劇場版はどんな物語?
→一生に一度しか参戦できないレースに挑むポッケを描いた作品
・好調なスタートを切った要因は?
→実際のダービーの時期と被せたのと、豪華な来場者特典が要因といわれている
となります。
大人気コンテンツウマ娘の初の劇場版作品として公開前から注目を集めていましたが、実際に上映が始まれば当初の予想を大きく上回る反響ぶりを見せています。
一体この勢いがいつまで続くのか、最終的にどれくらいの売上を記録するのか、今後の動向にも期待したいですね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。