2024年の後期のNHK連続テレビ小説として放送が始まった「おむすび」。
主演に抜擢された橋本環奈さんや、仲里依紗さんなどの豪華なキャスト陣が話題を集め、放送開始前から非常に高い期待が寄せられていました。
しかし、いざ放送が始まってみると視聴者からの評判はあまりよくなく、SNS上には「面白くない」といった声が散見される事態になっています。
視聴率もかなり低調気味との報道もあり、期待値が高かった分かなりの苦戦を強いられているようです。
そこで本記事では、絶賛放送中のNHK連続テレビ小説の「おむすび」について
・実際の視聴率は?
・面白くないと言われる理由は何?
などを中心に、詳しくお伝えしていきたいと思います。
橋本環奈主演の朝ドラ「おむすび」が大苦戦?
2024年9月30日より放送が始まった「おむすび」ですが、第6週が経過した11月12日現在でかなり視聴率が低いと話題になっています。
放送前の期待値はかなり高かった一方で、実際に放送が始まった後の視聴者離れがかなりすごいようで、思わぬ苦戦を強いられているようです。
なぜここまで「おむすび」の視聴者離れは起こってしまったのでしょうか。
その理由を紹介する前に、まずは実際に記録された「おもすび」の視聴率から見ていきましょう。
実際の視聴率は?
これまでに放送された6週の視聴率は以下のとおりです。
放送週 | 週間視聴率 |
第1週(9月30日〜10月4日) | 16.1% |
第2週(10月7日〜10月11日) | 14.7% |
第3週(10月14日〜10月18日) | 13.5% |
第4週(10月21日〜10月25日) | 12.9% |
第5週(10月28日〜11月1日) | 14.2% |
第6週(11月4日〜11月8日) | 13.6% |
福岡県糸島市を舞台に、平成のギャルをモチーフとした「おむすび」ですが、冒頭でも触れたように放送前の期待値はかなり高まっていました。
実際に初回の放送は世帯視聴率16.8%を記録し、直近3年で放送された朝ドラの中では首位となる視聴率を記録しています。
しかしその後は徐々に低迷していき、第4週まで連続で低下傾向に。
その後、第5週からは持ち直していますが放送前の期待値からはやはり物足りなさを感じる視聴率といえるのではないでしょうか。
前作の朝ドラと比較しても視聴率はかなり苦しい
初回こそここ3年で最多となる視聴率を記録する好発進を見せたものの、その後低迷した「おむすび」の視聴率は前作の朝ドラ「虎に翼」と比較してみるとどうなのでしょうか。
放送週 | 週間視聴率(虎に翼) |
第1週 | 16.1%(16.2%) |
第2週 | 14.7%(16.4%) |
第3週 | 13.5%(16.5%) |
第4週 | 12.9%(16.3%) |
第5週 | 14.2%(15.8%) |
第6週 | 13.6%(16.5%) |
比較してみると、最初の週こそ同等の視聴率を獲得していたものの、以降はほぼ同率の視聴率を維持し続けた「虎に翼」と違い下向傾向にあることが明白かと思います。
「おむすび」が低評価の理由は?視聴者のレビューも紹介
ここからは「おむすび」の視聴率が低下した理由について紹介したいと思います。
SNSで実際に視聴した方のレビューを調べてみると、下記のような声が多く見られました。
全体的に多かった声は、平成のギャルをモチーフにした作風が視聴者のニーズにマッチしていないとの声でした。
確かにこれまでの朝ドラと比べるとある意味異色の作品ともいえるだけに、その雰囲気の違いに戸惑いを感じている方が多いようです。
また、初めの高校パートが単調で面白くないとの声も多く見られました。
その一方で、最近では下記のようなコメントも増えてきています。
面白くなってきたと言われる主な要因は、6週目で取り上げられた主要キャラたちと阪神大震災の関係だと思われます。
ギャルたちが幼少期に被災した阪神大震災がその後どのような影響を与えたのか、そういった伏線が回収され始めたことで物語に深みが増してきたようです。
現に視聴率も僅かながら回復傾向の兆しを見せており、物語は今後より深みを増し始めていくと予想されます。
それだけに序盤で離脱した方も、改めて見返すと以前より楽しめるかもしれませんね。
まとめ
以上、今回は2024年後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」について紹介しましたがいかがでしたか?
最後に今回の記事で紹介した内容をまとめると、
・実際の視聴率は?
→前期の「虎に翼」と比較しても低く、週を追うごとに減少傾向にある
・面白くないと言われる理由は何?
→視聴者のニーズと作品の雰囲気があっていない、等
上記のようになります。
批判的な声が多い序盤でしたが、6週目以降はその評判も徐々に覆り始めました。
今後の展開はどうなるのか、視聴率の挽回とともに期待したいですね。