2024年4月2日より放送が始まったドラマ「からかい上手の高木さん」ですが、5月7日に放送された第6話「卒業式」でようやく物語が大きく動き出しました。
これまで忠実に原作を再現していた流れから一転、物語はドラマオリジナルとなる高木さんの転校のエピソードへと進んでいきます。
ドラマ版の終幕が見え始めてきた第6話では、どのような二人の様子が描かれていたのでしょうか。
今回は5月7日に放送された第6話「卒業式」について、
などを中心に、詳しく紹介していきます。
第6話「卒業式」のネタバレ含むあらすじ
まず初めに5月7日に放送された第6話「卒業式」のネタバレを含むあらすじを紹介していきます。
3学期も終わりが近付き、迎えた3年生の卒業式当日。
西片くんはクラスメイトの中居くんから高木さんが今学期限りでこの島を離れ、引っ越しをする話を聞かされます。
にわかに信じられない話を聞かされて驚きつつも鵜呑みにはせず、普段通りの態度で高木さんと接する西片くん。
しかし3年生の卒業式を終えた後の片付けで、教室で二人きりになった際に高木さんの口から本当に引っ越しをすることを告げられてしまいました。
ようやく高木さんがこの島を離れることを実感した西片くんが引っ越し先を尋ねると、高木さんは「フランスのパリ」と回答。
いつのように揶揄っているだけだと咄嗟に西片くんは口にします。
しかし高木さんの「そうだったらよかったのに」という台詞から、本当に高木さんがパリに引っ越してしまうことを察して、西片くんは何も言うことができなくなりました。
高木さんがパリへ引っ越すまでの限られた時間の中、いつものように揶揄い合う二人。
この日々ももう間も無く終わってしまう、そんな寂しさを感じる西片くんでしたが、引っ越しの日まで絶対に寂しい様子を高木さんには見せまいと胸の中で強く誓ったのでした。
第6話の見どころ
第6話の見どころは、高木さんが西片くんに引っ越しを告白する場面です。
二人の寂しさを隠すような言葉の掛け合いと、時折見せる切なげな表情がとても印象深いシーンでした。
また、そんな大事な話を直接高木さんから聞かされなかったことに対するモヤモヤを感じる西片くんや、引っ越しを目前に控えながらもいつものように西片くんを揶揄う高木さん。
この二人のやり取りも、引っ越ししてしまうことを考えるととても切なく感じられますね。
特に最後の雨の中で相合傘をしながら雨を感じる場面でエンディングが流れるタイミングは絶妙で、二人が抱える感情を主題歌の歌詞がより良く表現していたのではないかと思います。
今回は高木さんの引っ越しを告げる場面が主となっていただけに、まさに作中でも大きな分岐点となる回だったのではないでしょうか。
視聴者の反応
次は第6話「卒業式」を見た視聴者のリアルな声を紹介します。
これまでの二人の微笑ましいやり取りを全面に押し出してきた流れから一転、一気に離れ離れになってしまうことへの切なさを感じた方がやはり多かったようです。
互いに言葉にせずとも、相手を思いやりあっている様子が丁寧に描かれている点も好評でした。
また、原作でも描かれていた相合傘のシーンを上手くドラマオリジナルのエピソードを交えて改良していた点にも、大きな反響が集まっていました。
ドラマ版は残すところあと2話と発表されており、残りの2話はもちろん、今から5月31日に公開される映画への期待値も非常に高まってきているようです。
第7話は5月14日に放送!タイトルは「高台」
2024年5月7日に放送が予定されている第7話のタイトルは「高台」です。
《あらすじ》
2年生最後の登校日。
これは今学期限りでフランスのパリへ転校してしまう高木さんの最後の登校日を意味していた。
当日の日直当番だった西片はいつもより早く学校へ着くと、下駄箱には一足先に登校していた高木さんの靴があった。しかし西片が教室に向かうも、教室には高木さんはいない。
これまでに何度も揶揄われてきたことを思い出した西片は、教室のどこかに高木さんが隠れていると予想し、今後こそからかい返してやろうと意気込むものの––––。
第7話では高木さんの引っ越し前、最後の登校日を迎えた二人の様子が描かれています。
別れが直前に迫ってきている中、最後まで二人らしくいようと揶揄い合い続ける互いの姿が視聴者の胸をより締め付けるのではないでしょうか。
そして次回予告の映像でも流れており、タイトルにもある「高台」では二人のどのようなやり取りが見られるのか。
そういった点に意識しながら、残り僅かとなった島での二人の時間を過ごす西片くんと高木さんの様子にご注目ください。
まとめ
以上、今回はドラマ「からかい上手の高木さん」の第6話「卒業式」について紹介しました。
本記事で紹介したい内容を最後にまとめると、
となります。
完結が近づいてきているだけでなく、二人の別れも迫っていることも相まって物語は一気にこれまでの雰囲気とは違う側面を見せました。
これまでの長閑なエピソードが切なさを強調するための演出だと考えると、かなり入念に作り込まれた作品であることが分かるかと思います。
島で過ごす限られた時間を二人はどのように過ごすのか。
期待と注目が集まる第7話は5月14日放送予定となっているので、ぜひお見逃しなく!